じゃどうせいかつ

タカノのブログです

iPhoneXの画面を割ったのでApple銀座で直してもらったらAppleCare+に入って無かったので34,344円かかった話

iPhoneXの画面を割ってしまった。

 

 

 

なんてことだ。

まだ買って3ヶ月しかたってないのに。

ちょっと落としただけで割れてしまった。

画面の脆弱性なんとかしてくれ、Appleよ。

 

 

一応動くけど、このまま使って本体が壊れたりしたらまずい。

仕方ない。修理しよう。

割れた画面をスワイプしながらAppleの公式サイトをチェックする。

指先がひびに引っかかるたびに悲しくなる。

 

Apple サポート 公式サイト

 

Appleでの修理方法は二種類あった。

Apple Store直営店またはApple正規サービス・プロバイダに持ち込んで修理

Appleリペアセンターへ送る(配送修理)

 

 配送修理なら家まで配送業者が集荷にきてくれるので楽だが戻ってくるまで一週間ほどiPhoneが使えなくなるとのこと。ただしエクスプレス交換サービスという代替機を貸してもらえるサービスもある。(AppleCare+の加入が必要)

iPhone エクスプレス交換 - Apple サポート

 

持ち込みなら破損がひどくなければ当日で修理完了してくれるところもあるということでそっちにした。持ち込み修理するには公式サイトのサポートから予約をしなければならない(予約優先なので飛び込みだと対応してくれない可能性が高い)のでさっそく店鋪を探す。

 

 

 

予約完了。

最初は近場の新宿あたりで探したけど予約の空きが全く無かった。

というか新宿以外でも予約できる場所と時間帯がほとんど見当たらない。みんなどんだけiPhoneの不具合抱えてるんだ。

もう都内で持ち込めるならどこでもいいのでしらみつぶしに探した結果がまさかの直営店、Apple銀座。まあ本家本元なので安心ではある。

 

いざApple銀座へ

 予約当日、銀座線に揺られてApple銀座へ。

ビルの上の方は工事中なのか足場と布で覆われていた。

お前も修理中なんだなと謎の親近感を覚えながら入店。

 

受付は4階にあるGenius Barジーニアスバー)でGenius(ジーニアス)にしてもらう。ジーニアスはたくさんウロウロしているのですぐ見つかる。というかめちゃくちゃ向こうから声をかけてきて用件を聞こうとしてくる。すごいホスピタリティだジーニアス。

 

たくさんウロウロしているとはいえ、それに負けないくらい不具合を抱えた客が来ているので店内は混雑していた。これはこちらから行かねばと、まだ誰の対応もしてない野生のジーニアスを捕まえて修理をお願いした。

 

当日修理までの手順 

 

担当者と話しながら修理の流れを確認する。

  1. iPhoneの診断
  2. バックアップの確認
  3. iPhoneを探す」を無効化
  4. 水濡れ反応の説明
  5. 料金の確認
  6. 受け取りの説明

 

途中2回ほど、隣の女性がすでに対応中で待ってるだけなのに野生のジーニアスから声掛けされていた。ありすぎるホスピタリティも少し問題だなと思った。

 

iPhoneの診断

画面割れ以外にも故障がないか調べてくれる。

iPadでポチポチやってるだけなのにいろいろな項目がチェックされていく。すごいぞApple。ハイテクApple

 

バックアップの確認

バックアップをとってあるか確認する。

画面の修理だけであればデータの初期化などはしないのだが、万が一のためにもバックアップはとっておこう。他に不具合があって修理する場合はデータが初期化されるので必須。

 

iPhoneを探す」を無効化

難しいのでざっくり言うと「iPhoneを探す」がオンのままだとセキュリティがかかっているのでAppleが修理するときに端末を初期化できないから。

こちらの質問と答えをみればなんとなく納得できるかも。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

水濡れ反応の説明

画面の修理にきただけであっても、内部に水濡れの反応があった場合は本体も交換修理になる可能性があり、代金が高額になるので修理せずに一旦返して再度確認しますよー的なことを言われる。わかりましたと言う以外ありません。

 

料金の確認

機種、修理内容、AppleCare+の加入の有無などで変わるのでよく確認する。

 

受け取りの説明

最後に修理が終って受け取りにくる時間を教えてもらえる。

混雑状況で変わるかもしれないが、私の場合は約3時間後だった。

ちなみにApple銀座は閉店が21時なのでそれをすぎると翌日以降の受け取りになる。

サービス見積書という控えの紙を渡されるが、受け取りのときに必要なので無くさないように。

 

以上の手順が終わると端末を渡して修理を待つ。

 

銀座を歩いて時間をつぶす

暇なのでいろいろと見て回る

 

2階はアクセサリーや周辺機器を販売している。配置、色使い、すべてがおしゃれだ。

ここでも野生のジーニアスがありあまるホスピタリティで相談に乗ろうとしてくるのでボーッとしていてはいけない。声かけしてくるアパレル店員が苦手な人は近づかないほうが無難だろう。

 

 

3階はシアタールームのようになっている。イベントなどに使うのだろうか。この日は自由に休憩に使えるようになっていた。修理待ちの身にはありがたい。ただしスクリーンには延々とAppleの紹介が流れ続けるので長くいると洗脳される。

 

その後はAppleをあとにして街中をぶらぶら。

 

いい時間なので夕食でも食べようとお店を見てみるのだがどこも銀座値段でバカ高い。なんでもない平日の晩飯に1800円の天ぷら定食なんて食えねぇよ。結局選択肢が何故かそばとインドカレーを組み合わせてる店と吉野家しかなかったので普通に吉野家にした。まったく日本語が通じない店員さんに指差しで豚丼と味噌汁を頼んだらチーズ牛丼が出てきた。銀座でも吉野家は変わらないなと思って少しだけホッとした。

 

 受け取りと支払い

 どうにか3時間ほど時間を潰して受け取りに戻ってきた。閉店も近いためか、客の数はまばらになっていたが、受け取りのカウンターだけは割と混雑していた。

 

席に座ってしばらく待っていると名前を呼ばれた。返事をすると箱を持ったジーニアスが目の前にきて、修理したiPhoneXを見せてくれた。

 

 

家に帰ってから撮った写真だが完璧に修理されていた。動作もまったく問題ない。当たり前だが、さすがAppleの直営店だ。

 

それから修理後の保証や注意点などの話を聞いて、最後にお会計である。

 

 

どっひゃあ~~~~~~!!!

 

 AppleCare+に入っていなかったので分かってはいたのだが、改めて目の前に数字を出されるとあまりのインパクトに動揺してしまった。

しかし割れたのは自分のせいなので何も言えない。クレジットカードを取り出し、粛々と会計を済ませてApple銀座を後にした。

 

 こういうことを言ってはいけない

 

結論①余裕があるならAppleCare+に入っておこう 

機種にもよるがiPhoneXのAppleCare+の値段は22,800円だった。このお金をケチるために加入しなかったのに、結果としてそれ以上のお金を払うはめになったのである。

AppleCare+に入っていれば10分の1の3,400円(2回まで)で修理できていたことを考えると、よほど理由がない限りは加入しておいたほうがいいだろう。月々で分割購入も可能だ。

 

注意しなければいけないのはAppleCare+の加入条件だ。AppleCare+はiPhoneの購入から30日以内までなら入ることができる。逆に言うと30日を過ぎると加入できないということだ。

店頭でiPhoneを購入するときにAppleCare+に加入するか迷っていると、店員さんに「後からでも入れるのでとりあえず無しにしときますか~」なんて言われて、すっかり忘れて加入しなかった人も多いのではないだろうか。

ちゃんと考えることは大事だが、加入できるのは30日以内ということはしっかり覚えておこう。

 

画面の修理以外にも保証やサービスがあるので詳しくは公式サイトをチェックされたし。

iPhone の画面修理·画面交換 - Apple サポート 公式サイト

AppleCare+ for iPhone - Apple(日本)

 

 結論②ケースと保護シートでiPhoneを守ろう

 それでもやっぱりお金は払いたくなーい!という人や、よく落とすから2回じゃ足りないよ!という人もいるだろう。そもそも割らないに越したことはないので、それならiPhoneケースと画面シートでしっかり守ったほうがいい。

 

 

自分のiPhoneが割れた理由として、ケースはしていたのだが、iPhoneの下部が丸出しになっているケースを使っていたことが原因だった。保護シートも操作部分だけのもので全面を保護してくれるものではなかった。

 

全面保護ケース&シートを使おう

好き嫌いはあるだろうが、特にこだわりがなければiPhoneの全面を保護するケースとシートを使ったほうがいいだろう。私もこれを気にケースとシートを新しく購入したので参考までに紹介しておく。

 

Premium Style iPhone XS 2カラーケース 

ケースの中にiPhoneXがすっぽり収まり、上下左右をしっかり覆ってくれるので安心。(XS用と書いてあるがXSとXはサイズが一緒なのでどちらも使える)

四角く出っ張っているので落ちやすい角も守ってくれる。それでいて厚ぼったくもなく、重さもあまり気にならないので扱いやすい。

2,700円ほどするが十分な性能はあると思う。カラーも8種類あるのでデザインが気に入ればおすすめ。

 

RANVOO iPhone XS/iPhone X 強化ガラスフィルム 

 

Amazonで高評価&値段も1,500円と手頃だったので購入。

貼るときにガイド枠がついていて簡単に失敗せずに貼れたし、シートの端の部分が5.5D加工という曲線を描くようになっているので、画面と一体化するように保護してくれる。

操作もなめらかにできるし、表面のキズも今のところ付いていないので耐久性は申し分ないかと。

 

 

全面保護シートは画面すべてを覆うので、商品によってはケースと合わないものもあるので注意してほしい。

ちなみに写真は上で紹介した2つを装着したiPhoneXだ。驚くほどフィットしていて笑ってしまった。もはやケースとシート、そしてiPhoneXが一体化していると言っても過言ではないだろう。iPhoneXもしくはiPhoneXSを使用している人には再度おすすめしておく。

 

 

以上でiPhoneXを修理した話は終わりだ。

iPhoneは高い買い物なので、これからiPhoneを買う人や、買ったばかりで大切にしたい人の参考になれば幸いである。

 

それでは!

 

(2018年11月時点の情報です。記述した内容は今後変更される可能性があります。)